平成25年 大分大会

団体男子:20位

CL 土田  将

SL 高井 裕也

   相場  央

   近藤 貴史

監督 齋藤文比古

視察 平出  厚

OB会掲示板より転載( 記 : 齋藤文比古 先生 )

7月29日(月)から8月7日(水)まで10泊9日の日程で大分インターハイに出場して参りました。

結果は昨日お伝えしたとおりで20位でした。

大会は
8月2日(金)開会式
3日(土)中岳コース
4日(日)久住山コース
5日(月)大船山コース
6日(火)閉会式
の予定で行われました。

 

29日(月)に8:30に学校を出発し神戸の六甲アイランドへ行き、19:00大分港発で大分へ向かいました。

翌30日(火)は大船山コースと久住山コースの登山口を確認し、片道1時間程度ですが実際に山に入って歩いてみました。

31日(水)は1日かけて中岳コースを回ることができました。天気に恵まれ眺望もよく白口岳、稲星山、中岳と次々とピークを越え気持ちよく登山をすることができました。この日は終日心地よい風が吹き、くじゅう山系の峰々と久住高原の鮮やかな緑を眺めながら、さわやかな1日を過ごすことができました。

8月1日(木)は大会の最終準備を行い、午後から監督リーダー会議に出席しました。

2日(金)は開会式で昨年いただいた2つの優勝杯を返還し、大会を迎えました。筆記テストを受け、その後設営、装備、炊事審査が行われ、大会初日を終えました。

3日(土)登山行動1日目は先日登った中岳コースを回りました。この日も天気に恵まれ、また事前踏査したばかりのコースだったので選手も歩きやすかったようで、下山後幕営地でにこにこしながら夕食をほおばっていました。

4日(日)登山行動2日目。
 この日と翌日は天気が選手たちを苦しめ、困難な山行を強いられました。昨夜から雨が降ったり止んだりで、出発時こそは雨に当たらなかったものの9時頃からは雨も本降りになってきてそれ以降はずっと合羽を着て歩く羽目になってしまいました。この日は久住山コースで初見のコースだったため濃霧に視界を遮られ、雨でできた黒土のぬかるみに足をとられさんざんな目に合いました。雷鳴も聞こえ不安になった時間帯もありました。風が吹けばずぶ濡れになった体がぶるぶる震えかなり寒い思いもしました。後半は選手も歩くのが精一杯で地形を読んだり、記録をとったりするのが本当に大変でした。登山行動終了後幕営地が屋内(幕営地そばの体育館)に移され。ざこ寝で1夜を明かしました。

5日(月)登山行動3日目。
 この日も朝から天候不良が予測されコースを短縮して登山行動が行われました。大船山コースの登り始めの牧場内の道(片道1時間程度)を往復するコースに変更になりました。今大会ではこの日の往きの区間がチーム行動区間に指定されていました。荒天によりコースが短縮され、早々と登山行動が打ち切られたため、解団式後14時頃には宿舎に戻っていました。山頂を踏むことができずもう少し歩かせて欲しかったなというのが正直な気持ちでした。

6日(火)閉会式。
 新潟中央高校女子チームと記念撮影をし帰路に着きました。19:15大分港発。神戸六甲アイランド港へ。

7日(水)6:35六甲アイランド港着。
 7:05六甲アイランド港発。この後は陸路で三条へ。15:00県央工着。吉田先生と石川先生に迎えられ報告会を行い、無事インターハイを終えました。

(大会を終えて)
 中岳、久住山、大船山コースのそれぞれをしっかり歩ききることを最大の目標にして今大会に臨みました。今は3日間の登山行動を無事終えることができてほっと胸をなで下ろしています。

 3年生諸君本当にご苦労様。断面図、概念図、計画書の作成や課題テストの勉強などトレーニング以外でもしなければならないことがたくさんあり、毎日必死になりながら君たちはがんばっていました。就職や進学で心が揺れ動くこの時期に、よくぞ最後まで大会に集中して積極的に活動に励みました。君たち3年生4名が情熱を注いで部活に取り組んでいる姿に触発され、近頃1,2年生の目つきが少しずつ変わってきました。立派に先輩の務めを果たしましたね。後ろ姿を見て倣おうとしてくれる後輩が育ったこと。先輩を追いかける後輩がいてくれること。先輩として認めてくれる後輩たちとともに活動できたこと。見事な先輩に成長してくれました。

 入部したての頃と比べてどれだけの事ができるようになったかと考えてみれば大きな大きな成長が手に取るようにわかります。努力の成果が体力的にも精神的にもたくましくなった君たちの今の姿です。本当にここまでよく頑張りました。ぜひこの後の夏山合宿でインターハイでまた一まわり成長した先輩の姿を後輩たちに見せてもらいたいですね。

 私個人としては初めての監督で右往左往しながらの不安だらけの舵取りで苦悩する場面もありましたが、現旧顧問の先生方、OBの皆様に支えていただきながらなんとか県総体と全国総体を終えることができました。応援いただいた多く方々に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。今後も応援よろしくお願いします。


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