三條工業学校校歌

作詞 相馬 御風
作曲 東京音楽学校

1 五十嵐川(いからしがわ)の水清く

  つきぬ流れの時の()

  雲漲(くもみなぎ)らす煙突の

  (そび)ゆる下の揺籃地(ようらんち)

  母校の健児勇み起て

  ここぞ我等の舞台なる

 

2 国の礎永久(とこひさ)

  築き上げんと商工業の

  知識織り込む校庭に

  のぼる朝日の影しるく

  香雲ふかく立ちこめて

  我等が行く手照すなり

 

3 日本海の岸に寄る

  (うしお)の花の()に匂ふ

  学と(じゅつ)とを磨きつつ

  高き(ほまれ)も香ばしく

  母校の名をば永遠(えいえん)

  (かがやか)せよや健男児(けんだんじ)

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