頂に浅葱斑の飛翔せり大海原への闘志抱きて 説明
7月29日、火打山(2462m)に夏の花を見に登る。白山小桜、白山イチゲ、ワタスゲなどの群落は見事だった。頂上ではアサギマダラの15頭以上の隊列が飛ぶのを見た。渡り鳥と同じで竿になって、一糸乱れずという感じの飛び方だった。
2000Kmも渡りをするという謎のまだ多い蝶だが、闘志を持続し無事に海を越えられるよう飛ぶ姿を見ながら祈った。
この短歌は「山と渓谷2015年12月号」短歌欄入選5首中の第5首目に選定されました。
選者来嶋靖生氏によれば、「浅葱斑に気付いた作者の喜びが伝わってくる。浅葱斑へのエールと言える。」との評でした。